課題解決型の
自社パッケージという強み・
お客様と直接対峙し、
評価いただける醍醐味
課題解決型の
自社パッケージという強み・
お客様と直接対峙し、
評価いただける醍醐味
ソリューションサービス部 中四国・九州グループ
T. K.2010年入社
大学ではプログラミングを学んでいたので、「就職先はIT系」と決めていたのですが、情報系と電気系の要素を含む学科だったので、業務系と組み込み系のどちらを選ぶかが悩みどころでした。
恥ずかしながら私は、2回の留年により、人より遅れて社会に出ることになった身。就職先の選択くらいは慎重にしなければと思い、いろいろな企業をリサーチしていました。
そんなとき、シンクの求人サイトにたどり着くと、なんと高校の同級生の社員インタビューが掲載されていました。興味を抱き、調べてみると、私の地元・田川で創業した企業ではありませんか。親近感もわき、会社説明会に参加してみることにしました。
そこでは、社長自ら壇上に立ち、就活生に向けて語りかける姿が印象的でした。なかでも、「課題解決型の自社パッケージを持っていることがSIerの強み。だから、シンクもそれを作って、トップシェアになった」という社長自身の実体験に基づく言葉には説得力があり、組み込み系にはない、業務系ならではのメリットとして納得できるものがありました。
先に社会人になった元同級生たちにも負けないよう、最前線に立ちたい。その点、シンクの持つさまざまな基盤があれば、トップスピードまで加速できるだろうと考え、入社を決めました。
出遅れた分を取り戻そうと意気込んだ入社1年目。まずはプログラマーとしてのスキルを必死で身につけていきました。
2年目からSEとの兼務になり、お客様と直接対峙する機会が増えたのですが、そこで壁に直面します。お客様の対応に苦慮し、ミスをしては気を落とす日々が続きました。
それでも、上司の叱咤激励を受けながらなんとか食らいついていき、SEに求められるコミュニケーション能力を習得。徐々にお客様と良好な関係を築けるようになり、導入に至る案件も増えていきました。ふと気がつけば、上司から問題点の指摘を受ける機会が、めっきり少なくなっている。自身の成長を感じたのは、そんなときでした。
入社して4、5年がたったところで、名古屋への異動が決まります。そこでは、中部・関東のエリアを任されることになりました。これまで以上にたくさんのお客様へ対応していくために、より広い視野が求められる、私にとっての次なる挑戦です。
新たな環境で仕事に臨むなか、シンクの両備システムズグループへの統合により、さらに大きな変化が訪れます。少人数のチームだった名古屋のオフィスは、ともに働く仲間が増え、一気ににぎやかな職場に。大きな組織になったことで、仕事のスケール感もさらにアップしていくのではという期待も膨らみました。たくさんの仲間とともに、さらなる高みを目指す日々は、非常に充実したものになりました。
異動から2年後には福岡オフィスに戻り、SEの業務に専念する体制に。社内外のさまざまな人と関わることで培われた折衝力が、現在のSEとしての仕事の基盤になっています。
受注前は、お客様へのデモやプレゼン、資料の作成など、営業職の技術的なサポートを行います。晴れて受注となった後は、営業職からバトンを受け継ぎ、初期設定や業務フローへのシステムの組み込み、運用方法の決定、各種機能のオンオフなど、お客様の運用に合わせて細かな部分まで調整していきます。
お客様から、現仕様の枠を超えた運用方法について要望があった場合は、まず既存の機能で代替可能な運用案を提案します。それでも要望を満たすことが難しく、機能の追加が必要と判断した場合は、プログラマーと連携してカスタマイズ仕様を検討します。また、利用中の他システムとの連携や、他社システムからの乗り換えの際のデータ移行作業などもSEの役割です。
このように、SEにとってはお客様とのコミュニケーションや社内メンバーとの連携が重要。それゆえ一筋縄ではいかないこともありますが、それが同時に醍醐味とも言えます。
以前、お客様から細かなチェックを繰り返し受けたり、打ち合わせが頻回になったりした案件がありました。そんなときは「自分は要望にお応えできていない、信用されていないのだろうか」と不安になったものです。それでも、社内メンバーの協力を得ながらなんとか運用開始までこぎつけ、お客様から「ありがとう」の言葉を聞き、のちの顧客満足度調査でも高評価をいただけたときは、それまでの苦労が報われ、晴れやかな気持ちが広がりました。お客様と直接対峙し、その評価を目に見えるかたちで受け取り、社内にフィードバックしていけることは、SEならではのやりがいですね。
最近では、お客様先での導入業務だけでなく、現場横断的なプロジェクトのリーダーの役割を担うことも増えてきました。マネジメントについてしっかりと学んで、組織に新たな価値を生み出し、周りのメンバーが課題に直面したとき、頼ってもらえるような存在になっていくことが今の目標です。
シンクの業務は、私が入社した頃よりも規模が拡大してきています。それにともなって、マネジメント人材の層も厚くしていく必要があります。さらに、セキュリティなどの新しい部署の設立がこれから必要になるかもしれません。さまざまな選択肢があるなか、自分のスキルの成長に合わせ、部署の長を歴任しながらキャリアアップできるよう、自分を磨き続けていきたいです。
社内のメンバーからの良い影響を受け、ポジティブでいられることが、シンクの魅力です。
人より遅れて社会人になった私は、「これを機に新しい自分に生まれ変わろう!」という決意を持って入社したわけです。その気持ちを後押しして、力に変えてくれたのは、周りにいた上司や同僚たちの存在でした。
もちろん、ときにはネガティブになってしまう瞬間もあります。そんなときでも、見守ってくれている仲間たちからの励ましによって、自分の心の持ちかたを変え、ポジティブに変換していくことができるのです。
こうした職場環境に身を置くことで、自分が変わり、それが逆に、周りにも良い影響を与えることにつながる。こうしたポジティブなサイクルを、組織の規模の拡大とともに、もっと広げていきたいと思っています。シンクで成長を続け、大きなステージで活躍する未来を、一緒に THINK する仲間のジョインを待っています。