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CROSSTALKクロストーク(2021年新卒入社同期)

同期だからこそ言える本音同期だからこそ言える本音

ときにはライバルであったり、遊び仲間であったり、良き理解者である。
同期とはそんな不思議な存在です。
当社で活躍する社員は、同期たちとどのように歩んできたのでしょうか。
2021年に新卒で入社した、3名の社員から話を聞きました。

クロストーク(2021年新卒入社同期)

TALK MEMBER

  • パッケージ開発部
    CreMaSパッケージグループ
  • K. A.
  • 2021年 新卒入社

  • パッケージ開発部
    CreMaSパッケージグループ
  • T. S.
  • 2021年 新卒入社

  • パッケージ開発部
    CreMaSカスタマイズグループ
  • H. Y.
  • 2021年 新卒入社

入社の経緯

入社の経緯

――皆さんの入社の経緯を教えてください。

K. A.
K. A.

大学では、国際寮に入って留学生と寝食を共にしたり、毎日アルバイトして貯めたお金で海外旅行に行ったりと、気分は国際人(笑)。その流れで当初は、旅行会社や航空会社が第一志望だったんです。そんな計画も、コロナ禍で全部パーに……。

T. S.
T. S.

ああ……。一般企業でもコロナ禍で採用活動縮小していたけど、その業界は完全にストップして、チャンスすらなかったもんね。

K. A.
K. A.

小学生の頃から憧れていた業界だったし、インターンシップも頑張っていたのに……と、呆然とするしかなかったです。なんとか気を取り直して、業界業種関係なく50社ほどエントリーして、6月末には数社から内定をいただきました。でも、どうしても自分が働いているイメージがつかず、どこかしっくりこなくて。すべて辞退した後、一から就職活動を再開しました。

そんななか、たまたま巡り会ったのがシンク。コロナ禍において珍しく、対面での説明会・面接を実施していたんです。社長をはじめ、一個上の先輩まで来て、全部オープンにして迎えてくれた姿勢にぐっときました。プログラミングは未経験でしたが、社員の人柄に惹かれ、ここなら自分でもやっていけそう、そう思えたのが決め手でしたね。

H. Y.
H. Y.

旅行会社や航空会社はダメでも、海外拠点がある会社には惹かれなかった?

K. A.
K. A.

今思えば、ビジネスがグローバルかどうかよりも、社員が好きなことを仕事にしてキラキラしていることが重要だったので。

H. Y.
H. Y.

なるほど~。第一志望からの転換、という意味では自分も同じ。学生時代は、地方公務員を目指していたんです。ところが公務員試験、最終で落ちてしまって……。並行して民間企業も、自治体向けのシステムを作っているIT企業を中心に受けていたので、2週間ほど凹んだ後(笑)、そちらに頭を切り替えました。

シンクは、債権管理分野でトップシェアという、知る人ぞ知る存在であるにもかかわらず、会社がコンパクトだからか、コミュニケーションが活性化していることが伝わってきたことが印象的。

そんなシンク生活を謳歌している今になって思えば、公務員にならなくて良かったのかもしれません(笑)。自治体とは仕事上、絡めているわけですしね。

T. S.
T. S.

私の就職活動は、動き出すのが遅かったばっかりに、コロナ禍の影響をもろに受けた組です。「さて、そろそろ合説でも行くか」と思った途端、軒並み中止に。家からも出られず、悶々としているうちに時間だけが過ぎていきました。6月頭には、頼みの綱だった、短期インターンに参加した会社の選考も落ちてしまって、いよいよお尻に火がついたかたちです。

当時の私は、鹿児島の大学に進学していたのですが、「地元福岡で盛んなITなら将来性もあるだろう」くらいのつもりで検索してみたところ、シンクと運命的な出会いを果たします。というのも、シンク創業の地・田川こそ、他でもない私の故郷。しかも、シンクが会社説明会で配っていたチロルチョコがポイントで。実は、このチロルチョコ株式会社も同じく田川で創業された会社なのですが、そこで祖父母が出会い、生まれたのが私。こうした不思議な縁に導かれたのだと思っています(笑)。

H. Y.
H. Y.

どんだけ~。なんて日だ!それは、入社するしかないね(笑)。

研修の思い出

――入社後は、岡山にて、両備システムズグループ合同の集合研修が行われます。どんな印象でしたか?

K. A.
K. A.

技術面では、前々から「未経験でも大丈夫」って言われてきたので、あまり不安はありませんでした。実際、「プログラムって暗号みたいだ」って状態だった私でも、研修を通してしっかり読み書きできるようになっていたので、このクロストークをご覧の未経験の方もご安心ください(笑)。

H. Y.
H. Y.

班組みも、スキルでクラス分けしつつ、経験者と未経験者をうまく混ぜて、バランス良くしていますしね。

K. A.
K. A.

そう、そのミックスによって、シンクの同期はもちろん、両備システムズグループの同期とも懇親を深められたのが良かったです。いまだ連絡取り合っていて、お互い福岡・岡山に赴く時には、遊びに行ったり飲みに行ったりするようになりました。

それにしても、両備グループ、両備システムズグループってこんなに大きいんだと、当初びっくりしたものです。シンクの同期5人に対して、両備システムズグループだけでも新入社員70人ですからね。

T. S.
T. S.

本当にグループの同期いっぱいで和気あいあいでしたね。私たちシンクの同期5人揃って、スーツ着て、ウィークリーマンションから研修場所まで毎日自転車で通ったのは良い思い出。

この3カ月間弱の新入社員研修を通して、知識や技術を学ぶうち、社会人としての自覚が芽生えてきた感覚がありました。自分もプログラミング未経験だったのですが、時には他の同期に教える場面さえ出てきて、成長を実感するなんてこともありました。

H. Y.
H. Y.

そうそう、岡山での研修はすごく充実していて、社会人としての心構え、技術者マインドの醸成、どちらも大きなものを得ました。

配属~新人時代のエピソード

――岡山から福岡に戻り、実製品「債権一元管理型債権管理システム『THINK CreMaS Cloud』」を使った開発演習を経て、いよいよ配属です。配属・新人時代のエピソードを教えてください。

H. Y.
H. Y.

岡山の研修では、Java。福岡では、VB.NET と、使用言語がガラリと変わりました。「いきなり違うことやるのか」とビビっていましたが、蓋を開けてみると、根幹は共通していると悟り、研修のおかげで地力が培われていることを実感したものです。

とはいえ、「THINK CreMaS Cloud」実製品を使う、これまでの演習とは段違いに実践的な内容で、決して順調な滑り出しとは言えなかったと思います。サーバへのデプロイ(配置)作業でミスをして、先輩にリカバリーしてもらったなんて、冷や汗ものの失敗もありました。

ほのかに自信がついたのは、入社半年くらいして、最初のカスタマイズ案件の開発を無事終えて、リリースまで済んだ時でしょうか。

K. A.
K. A.

「THINK CreMaS Cloud」を使っての開発演習は、本当に実践的で、一気に現実感が増しましたよね。それでも、1カ月後には自分自身で、お客様の本番環境のソースコードをいじって、プログラマーデビューするというのはびっくりでしたけど。

こうして隣で先輩が手ほどきしてくれながらではありますが、自分が組んだプログラムが実際に動いているのを見た時は、嬉しかったことを覚えています。

T. S.
T. S.

同じく、先輩のサポートが手厚くスムーズにいけたので、幸いなことに失敗談はありません。最初の案件は、納付書のカスタマイズでしたが、自分がレイアウト調整したデザインをリリースした後、先輩に「綺麗に作ってくれてありがとう」と褒めてもらえたことが印象に残っています。

K. A.
K. A.

現在の担当業務である「税務システム標準化」の開発に携わる直前に、実装だけで1人月くらいかかる、大きな改修を任されたんですけど、それは大変でした。膨大なエラーが出ては一つひとつ潰していくくりかえし。なんとか解消して正常に機能した時には、「あ、私できるのかも」って思えるくらい感極まりました。

異動~同期の絆

異動~同期の絆

――ここまでは3人同じカスタマイズ担当だったわけですが、岐路を迎えます。どんな心境でしたか?

K. A.
K. A.

後々、先の大規模改修は、「税務システム標準化」の開発チームに加入してばっちりやってもらうための特訓だったと聞きました。おかげで、そこで学んだ下流工程の詳細を、上流工程に役立てられています。異動はワクワクしかなかったですね。

T. S.
T. S.

なんといっても「税務システム標準化」は、公共系のホットトピックですからね。プレッシャーがなかったと言えば嘘になりますが、やりがいしかなかったです。

H. Y.
H. Y.

一方、自分はカスタマイズグループに残り、リリースを担当をするようになったわけですが、2人が異動してからも、席は近いし、ランチもよく一緒に食べるし、あんまり離れた感じはしませんでしたね。

K. A.
K. A.

そうそう、それも普通に仲が良いだけじゃなく、なんでも言い合える関係性。たとえ忙しいときでも集まって、それを共有して「こうしたらいいんじゃない?」とか「自分だったらこうする」なんて、それぞれの立場から意見できるというか。

T. S.
T. S.

それも各自が自分のスタンスを明確にしているからこそかなと思っています。ちなみに自分は同期5人の中で一番しっかりもの、という立場を取っているのですが(笑)。

H. Y.
H. Y.

それだと、自分はボケキャラかな(笑)。それはともかく、同期5人がそれぞれ自分の特性をいかして、適材適所で働きつつ、必要に応じて補完し合えていると感じています。

シンクならではの仕事のやりがい

――自分の経験から感じた、シンクならではの仕事のやりがいについて教えてください。

K. A.
K. A.

若手でも、アシスタント的にではなく、主担当として開発に携われるのはシンクのやりがいの1つだと思います。

もちろん、新人には先輩がついて、何重にもチェックしてくれるので安心。それを繰り返すうち、少しずつ大きな仕事を任せてもらえるので、成長を実感できるはずです。

こうして自分の仕事が承認されて世に出ていくのは、開発の醍醐味。特に今回の「税務システム標準化」を通して、私が手がけたものが多くの自治体に導入されていくわけで、心地良い責任感は感じつつも達成感を抱いています。

T. S.
T. S.

そうですね。この「税務システム標準化」の開発では、若手にもかかわらず、いわゆる上流工程に携わることができています。だからこそ、自分の担当部分は、誰よりも自分が把握して、詳しくなければなりません。

実際、誰かから突っ込んだ質問をされた時に、明確に説明できた時には、我ながら「ちゃんとわかっている」と鼻高々でした(笑)。今後は、自分の担当部分から少しずつ広げていき、全体を把握・理解できるようになりたいと意を新たにしました。

H. Y.
H. Y.

自分の属するカスタマイズグループでは、ローコードに近いかたちで開発できるようなツールを整備しています。

こうしたツールを活用して、納付書をはじめとした帳票のカスタマイズを効率良くこなしながら、一方で少しずつガリガリコードを書く案件を増やしていくなど、設計スキルとプログラミングスキルを、個々人の資質に合わせてバランス良く成長させていけていける仕組みが整っているところはすごく良いと思いますね。

今後の目標

――最後に、これからの目標をお願いします。

K. A.
K. A.

シンクでは、女性のリーダーが多数活躍しています。例えば、私の直属の上司も女性で、文系出身でも開発者としてやっていけるというのを体現しています。日々、そういう背中を見ていると、私も大いに刺激されます。

この業界、男性社会だと思われがちですが、そんなことありません。いつか私も後輩たちのロールモデルとして胸を張れるような実績を残していきたいです。

そのためにも、「税務システム標準化」が一段落したら、何か新しいものづくりに、はじまりから関わっていきたいと思っています。

T. S.
T. S.

私も同様に、「税務システム標準化」に続く、2つの目標を掲げています。

1つ目は、もっと自分というキャラを周知すること。まだ喋ったことがない社員もいるので、しっかり社内人脈を広げていきたいのです。何をするにも社内のチームワークが欠かせませんから、それをより強化する地盤固めですね。

そして、2つ目は、まだ開発のみの経験で、お客様との直接の関わりがないので、導入にも携わっていくことです。もっと利用現場を知ることで、より課題解決の解像度が高まると思うので。やはり、自分の目で確かめてみたいのです。

H. Y.
H. Y.

奇遇なことに、自分も2つあって。1つ目は、まだまだ経験値が不足しているので、その解消です。それは、テクニカルスキルやビジネススキルとはまた違う、人生経験のようなもの。

なので、開発業務だけではなく、このクロストークをはじめとした採用活動のお手伝いもそうですし、さらには、シンクに留まらず、両備システムズグループ、両備グループの活動にも参加していきたいと思っています。それがまた新たな地平を切り拓いて、目に見える景色も変わってくるはずですから。

2つ目は、最近、自分のチームにも後輩が入ってきたのですが、質問されても、即答できるものが半分くらいという状況。もっと頼りにしてもらうためにも、大方は答えられるよう、生き字引的な存在になっていきたいものです(笑)。

MESSAGE

MESSAGE

H. Y.

H. Y.

このクロストークで何度も触れてきたように、シンクの風通しの良さ・フランクな雰囲気は、「自社製品が国内トップシェア」に並ぶ、会社の特色だと思っています。

それは当然、採用活動にもあらわれているので、気軽に覗いてみてください。未経験可・全学部全学科からの募集と、門戸は開かれているので。その分、研修も充実していて必要な知識を段階的に習得できるノウハウがあるわけです。その証拠が、他でもない自分たちなんですけど(笑)。

就職活動は、いろいろな会社を見て回る良い機会ですから、自分の人生設計に合った場所を見つけられることを願っています。もしその果てにシンクを選んでくれたならば、嬉しいです。

T. S.

T. S.

そうですね。何かしらの縁を感じたなら、ぜひ。就職活動も結局、最後は直感かなと思っています。もしピンと来たなら、それを信じてみてもいいかなと思っています。

個人的に、シンクって、どんな人でも受け入れてくれる包容力があると感じています。私の場合、つい言葉足らずになってしまったり、逆に説明過剰になったりしてしまうなど、伝えることに苦手意識がありました。それでも周囲がくみとろうとしてくれる姿勢に勇気づけられるうち、コミュニケーションの抵抗感はなくなっていましたから。

「どんな自分でも大丈夫」。大船に乗った気持ちで、シンクの門を叩いてください!

K. A.

K. A.

シンクであれば、きっと後悔させません(笑)。中には、「社会人になるの、嫌だなあ。ずっと学生でいたい……」って思っている人もいるかもしれません。でもそんな人には、「社会人には、社会人ならではの楽しさがあるよ」って伝えたいです。

社会人になると、学生時代より確実に視野が広がって、それまで以上に多くの人に出会います。それにともなって、新たな発見で、考え方や価値観が刺激されていくのも楽しい。

就職活動にナーバスになっている人も、これから「働く場所」を探す以上に、「自分の世界が広がる場所」だと捉えるとよいのかもしれません。

未来は捨てたもんじゃないですよ。いっぱい期待してください!